フロントフォークの突き出し Z400 ジムカーナ

フロントフォークの突き出しについてです。

フロントフォークは油面を変えたりスプリングを変えたり、色々といじったりはしていました。でも、突き出しはしたことがありませんでした。特に理由はなく、不満も特になかったからです。

少し前に、なんとなく突き出しを5mmしたら、曲がりやすくなった感じがしました。特に、回転でフロントフォークを縮める動きがしやすくなった気がしました。

極端なのも試そうと、2cm突き出しました。これは、最初は回転も決まりやすくなり、小回りも効く感じがしてよい印象だったんですが、速度が乗ったターンで、フロントブレーキをかけると前転してしまいそうな恐怖感を感じてしまいました。
色々と試してみて、5mmの突き出しが一番フィーリングとタイムがよかったです。

たかだか数ミリのことで、こんなに変わるとは思っていませんでした。そうなってくると、タイヤの摩耗や扁平率の違うタイヤを履いたときの車高の変化で、走りやすさも変わるのかな? と思いました。

いつも同じフィーリングで走るためには、フロントとリアの地上高を把握しておく必要があるなと感じました。一番走りやすい前後の高さを把握しておけば、常にそこに調整すれば良いと言う事になると思います。

ちなみに、サーキット走行では2cmの突き出しでも普通に走ることが出来ました。ジムカーナの時よりもブレーキは強くかけているはずなんですが、不思議と前転しそうな恐怖はありませんでした。
とても不思議で、なぜだろうと考え続けていたのですが、おそらくブレーキの入力の仕方の違いだと思いました。ジムカーナでは、例えば直スラの最後に大きなターンがあるときは、短い距離でハードにブレーキをかけると思います。サーキットでは、いきなり全力で握ることはまずないと思います。

要は、フロントが沈んでいく速度だと思いました。フロントが短時間で沢山沈むと、恐怖を感じるんだと思います。そう考えると、ジムカーナの方がフロントは固い方が良いのかな? と思ってしまいますが、他のセクションでは固いとフロントフォークを縮められないんだろうなと思います。

話はまったく変わるのですが、スパ西浦の2位になりました。こうやって書くと凄そうですけど、こんな感じです(笑)
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400ccのネイキッドクラス。競合がほぼないクラスです。手薄なところを狙えば、ランク入り出来るんだなと思いました。
そして、このランキングは何年も名前が載り続けると思うので、意外と嬉しいです(笑)

Z400はジムカーナでもとても乗りやすいですが、サーキットでも意外なほど速く走れます。やっぱり、軽いボディに400ccのエンジンは、とても良い組み合わせなんだなと思います。
実質160kgもない車重に48馬力。充分に速いです。これからも、色々と楽しみながら試行錯誤をしていきたいです。
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まだ小学4年の息子に漂流教室を読ませたら、トラウマになったそうです……

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