膝擦りジムカーナ

久しぶりにパイロンパーク鈴鹿でグロムを走らせました。

最近、大会で膝擦りで会場を沸かせた方がいて、影響を受けたわけではないですがやってみたくなりました。

元々、パイロンパークにも膝擦りコースがあって私もよく走っていました。でも、いわゆるジムカーナのコースではなく、サーキット勢の方が楽しめるような感じでした。



そういうコースではなく、ジムカーナのコースを全部ヒザスリで行く。とても面白そうに思いました。

そして、試したのがこのDコースです。



回転あり、オーバルあり、直スラやフリーターンありの、典型的なジムカーナコースです。とても面白いコースで、Z400でタイムを縮めることに燃えています。

そして、グロムでヒザスリで走りました。最初は50秒くらいで、全然ダメでした。回転が難しいですし、細かいターンでどうしてもバンクに躊躇があります。でも、頑張りました。結果、46.6秒までタイムを縮めました。自己ベストの3秒落ちです。動画は、47.1秒の物です。


ただヒザスリをして走るだけではなく、タイムを狙っていくと、躊躇出来なくなります。いきなりバンクして一気に地面に膝を当てる。最初は恐怖感がありました。でも、膝が支えになることに気がつき、躊躇なくイケるようになってきました。

アクセル全開からブレーキをかけ、一気に倒す。これって、サーキットでもきっと役に立つ気がします。

そして、細かく曲がるための努力が始まりました。何も考えずにヒザスリでターンすると、どうしても弧が大きくなります。バンクが深いので、ハンドルストッパーに当ててハンドルロックしながら曲がるというジムカーナの技が使えません。

色々と工夫しました。まず、普通に膝擦りでターンするよりもさらに寝かす。そして、ハンドルを微妙に切る。セルフステアを捨てます。このあたりは、試行錯誤です。
セルフステアに逆らってハンドルを切りながら曲がると、確かに弧が小さくなります。でも、フロントタイヤがすぐに破綻します。ずるっと滑ったり、急にハンドルが一気に切れたりします。

もう、死ぬほど怖いです。でも、徐々にハマるようになってきました。



まだまだ弧が大きいですが、かなりマシになってきました。でも、転倒もあります(笑)

私としては、この方のようにやりたいと思っています。


大型でサーキット走っても速いですし、オールラウンダーという感じの方です。とても憧れていますが、いつかやっつけます。

正直、ジムカーナでヒザスリは意味がないかもしれないなと思っています。でも、意味があるかどうかはたいして問題ではなく、やりたいからやります。
無駄なことなんてないはずなので、きっと技の引き出しが増えると確信しています。

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