★話をシンプルにするために、8の字に関して書きます。
ライディングスクールなどで8の字走行というと、時間も短く、そのあとのスラローム走行やコース走行の前の前菜という感じの扱いです。
サーキット勢の方の8の字も、単にタイヤを暖めるためとか、ブレーキやサスに熱を入れるためという感じが多いみたいです。
ジムカーナ練習会だと、8の字走行のタイム計測をする事が多いです。パイロンパーク鈴鹿なんかでは、常設で計測できたりします。
初心者向けのライディングスクールで8の字走行をする人を見ていると、バイクを立てたままブレーキ、速度が落ちてからバンク。ラインも、小さく入って大きく出ちゃう。そんな光景をよく見ました。
私は、タイム計測をする8の字走行が、手っ取り早く基礎を身につけられると思っています。タイムを出すためには、先にバンクさせてからのブレーキとか、バンク中のブレーキ操作が必須になります。
そして、大きく入って小さく出るというライン取りと、リアタイヤのグリップを感じながらのアクセルオン。
何よりも、リアブレーキの使い方だと思います。
バイク乗り始めの頃の8の字はこんな感じで、まるで出来ていませんでした。
最近の8の字ですが、かなりマシになりました。
上の8の字ではやっていなくて下の8の字ではやっていることが、立ち上がりでかなり早めにアクセル開けてリアブレーキをかけてバイクを抑えることと、バンク中のフロントブレーキ操作です。
☆タイム計測の8の字をやり続けているウチに、フロントフォークを縮めながらターンするとか、パイロンに寄せることが身につきます。リアブレーキも積極的に使いますし、バンクさせてからフロントブレーキをけっこう強く使ったりすることも覚えます。
これが、サーキット走行にかなり効いていると思います。
・サーキットの仲間にリアブレーキのことを聞くと、ほぼ使ってないとか、速度調整に少し使うという方が多かったです。
幸田サーキットのこのヘアピンが連続するところですが、私よりタイムが速い方にもここで追いつけたりします。
私はここはそこそこ速く走ることが出来るんですが、リアブレーキを積極的に使っています。
8の字で身につけたことなんですが、リアブレーキで後ろに引っ張られるような感じになりながらターンをしてアクセルを早めに開けます。リアブレーキでバイクを抑えながらターンを続け、向きが変わったら一気にリアブレーキをリリースしてラグなく加速しています。
右ターンだとブーツ擦らない? と聞かれますが、リアブレーキでコントロールしていると、そこまでバンクさせなくてもけっこう速く走れます。
もちろん、フロントブレーキだけでイケる方はそれでも良いと思います。無理にリアブレーキを使う必要はないです。
でも、引き出しが多い方が色々なことが出来て楽しいです。
☆サーキット走行を始めて日が浅いなら、ジムカーナの練習会に何回か参加した方が、手っ取り早く速く走れるようになると思います。
逆に、ジムカーナの方もサーキット走行をすると良いと思います。何よりも、普段練習していることが通用します。それだけでも楽しいですが、速度域が上がると、いつも出来ていることが出来なくなる感覚も味わえます。
そして、3倍とかの速度域でいつも出来ていることが出来るようになると、実質シャアです。赤い彗星になれます。
ただ、サーキット走行は転倒した時のリスクが高いので、なかなか勧めづらいです(>_<)
でも、ジムカーナで伸び悩みを感じたら、試すのもありだと思います。
幸田サーキットのマイバイク走行会は、ジムカーナ装備で走れます。お勧めです。
幸田サーキットマイバイク走行会ジムカーナの練習会は、最初は岡崎のキョウセイ交通大学のクリスプがお勧めです。
のんびりの方から始めれば良いと思います。
クリスプあとは、パイロンパーク鈴鹿! 超お勧めです!
パイロンパーク鈴鹿☆サーキット走行を始めたばかりの時って、何をしたらいいのかわからないんですよね。ひたすら走ってもタイムは上がってきますけど、コケたりコースアウトしたりで効率が悪い気がします。まずはバイクの挙動とか基礎を練習した方が、その先のロードマップを作りやすいと思います。
私もサーキット走行を始めてハマり、わけもわからずに走っていてハイサイドで記憶を飛ばしました。サスをストロークさせるとか、フロントブレーキやリアブレーキの使い方をわかった上で行けば良かったなと、少し後悔をしています。
でも、サーキットって、タイムとか関係なしに楽しいんですよね。夢中で走っちゃう気持ちがよくわかります。
膝スリ8の字は、サーキットで速くなる要素が詰まっていると思います。もの凄くお勧めです。
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